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「争族」が増加~数字から見る昨今の相続~

人口の動態統計によると、年間死亡者数は昭和61年に約75万人であったものが、33年後の令和元年には約138万人と1.8倍に増加。

2030年以降の死亡者数は160万人程度が10年以上続くとみられています。

遺産についての争いを家庭裁判所の「家事調停・審判」受件数で見てみると、平成6年に9,868件であったものが令和元年には24,976件と2.5倍に増加。

このことから、相続に関する争いを「争族」と揶揄されたりするようになりました。

  • 相続人間の争いを避けるため、遺言書を作成する方も増加。
    家庭裁判所の自筆遺言書検認申請の受件数は昭和60年に3,301件であったものが、令和元年には18,625件と5.6倍に増加しています。

    POINT 01

  • 昨今の相続の特徴は「老老相続」が増えていること。
    被相続人は80歳以上で配偶者も同年代で、子である相続人も65歳を越え、定年を過ぎているようなケースです。

    POINT 02

上の2つのポイントをおさえ、次の相続をスムーズに行えるよう考えておく必要があります。

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